「未来を創る、技術力×構想力」第1回産総研デザインスクール・シンポジウム(キーノート・トーク+欧州先進事例レポート)
第1回 産総研デザインスクール・シンポジウム「未来を創る、技術力×構想力」
今夏、技術者・研究者が「技術を“ほんとうの意味で” 社会に実装する」ことを学ぶための教育プログラム「産総研デザインスクール」が発足しました。社会にほんとうに必要とされ、活用され、よりよい未来を創り出す技術やイノベーションを生み出すには、どんな力が必要でしょうか?
紺野登氏・野中郁次郎氏はその近著『構想力の方法論』で、「日本の問題は、想像力の欠如に起因する構想力の欠乏にある」と指摘し、目先の課題より世界的な視野で社会全体を見据えて方向性を考えることを提唱されています。
このシンポジウムでは、「技術力×構想力」をテーマに企業や技術者・研究者に求められる力について探求したいと思います。紺野登氏をキーノート・スピーカーにお迎えしご講演いただくほか、産総研デザインスクール参加者がデンマーク等における先駆的事例をレポートし、スクールでのレクチャーや議論の内容も紹介。パネル・ディスカッションも予定します。
■日時
2018年9月27日(木) 13:00-16:30
■場所
国連大学ウ・タント国際会議場
http://www.ghp.m.u-tokyo.ac.jp/wp-content/themes/ghp/pdf/sympo20_3.pdf
■プログラム
・開会挨拶
・産総研デザインスクール参加者による欧州先進事例レポート
「世界の先駆的事例に見る、想像力・構想力・技術力」
- アルス・エレクトロニカに見る技術と社会の創発
- デンマークの現場に見るSDGsイノベーション
・紺野登先生ご講演
「ビッグピクチャーを描くイノベーション」
・パネルディスカッション
- 紺野登 × 大場光太郎 × 産総研デザインスクール参加者
- モデレーター 大本綾
・閉会挨拶
※予定および登壇者は予告なく変更される可能性がありますことをご了承ください。
■登壇者プロフィール
・紺野 登(こんの のぼる)
多摩大学大学院教授(知識経営論)、知識イノベーション研究所(KIRO)代表、博士(学術)。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授、一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)及び一般社団法人FCAJ(Future Center Alliance Japan)代表理事。デザイン経営、知識経営、場の経営、イノベーション経営などのコンセプトを広める。著書に、『ビジネスのためのデザイン思考』、『利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか(目的工学)』他。野中郁次郎氏との共著に『知識創造経営のプリンシプル』、『構想力の方法論』などがある。
・大場 光太郎(おおば こうたろう)
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター 副研究センター長。研究内容・活動内容は、ビジュアライゼーション、物体認識、ヒューマンインターフェース、マイクロオペレーション、遠隔操作、ユビキタス・ロボット、環境と作業構造のユニバーサルデザイン、生活支援ロボット安全検証、気仙沼~絆~プロジェクト(復興支援を通しながら社会システムデザインによる技術の社会実装手法の研究を行うプロジェクト)など。コンサルティング等を通じ多数の企業への支援も展開している。2018年、発起人して、技術者・研究者が「技術を“ほんとうの意味で” 社会に実装する」ことを学ぶための教育プログラム「産総研デザインスクール」を立ち上げを行う。
・産総研デザインスクール参加者
産総研や趣旨に賛同した企業から「産総研デザインスクール」に参加している技術者・研究者が登壇します。
・パネルディスカッションモデレーター:大本 綾(おおもと あや)
株式会社レア代表。カオスパイロット初の日本人卒業生。帰国後、株式会社レアを設立。企業や教育機関など様々な組織に対するクリエイティブな人材育成と組織開発プログラムの開発・実施を行っている。
■お申し込み
ご参加いただくためには、事前のお申し込みが必要です。
本ページからチケットを取得してください。
主催:産業技術総合研究所 / 産総研デザインスクール 共催:東京大学大学院新領域創成科学研究科(予定) 後援:一橋大学
- イベント詳細情報を更新しました。 Diff#370915 2018-09-17 08:37:31
1:00 PM - 4:30 PM JST
- Venue
- 国連大学ウ・タント国際会議場
- Tickets
-
参加申し込み FULL 参加申し込み ※車椅子利用の方 FULL
- Venue Address
- 渋谷区 神宮前5-53-70 Japan
- Organizer
-
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